樹齢7200年の時を超える縄文杉へ!
屋久島の大自然を歩き、往復10時間・22kmのトレッキングに挑戦!朝6時、荒川登山口を出発し、ついに縄文杉と対面しました。
目の前にそびえる圧倒的な幹の太さと存在感は、まさに言葉を失う迫力…。
実際に歩いたルートや見どころを、リアルな個人旅行記としてお届けします!
✅完全な個人旅行の記録なので、これから屋久島を旅する方の参考になれば嬉しいです。ぜひ、読んでいるだけで旅気分を味わってください!
屋久島縄文杉トレッキング!荒川登山口から早朝出発のポイント
縄文杉までの道のりは往復10時間・22km。長く険しい登山だからこそ、早朝出発が必須です!
朝7時までには登山を開始し、しっかり準備を整えて挑みましょう。
特に初心者にとっては体力・装備・スケジュール管理が重要です。
まず最初に伝えておきたいこと。
縄文杉は想像以上に遠い!
ここから、縄文杉へ向かうルートや注意点を詳しく解説していきます!
縄文杉の登山スケジュールと注意点
朝3時半起き
朝4時半ごろ 安房周辺のバス停(牧野)からバスに乗って「屋久杉自然館」へ
朝5時 荒川登山口行のバス乗車(事前にチケットを買っておくこと!)約1時間バスに乗ります
朝6時 荒川登山口到着&登山開始
午前10時半ごろ 縄文杉到着
✅朝7時までには必ず荒川登山口を出発しないと帰れなくなります。
ご覧の通り、荒川登山口には注意書きが書かれております。


朝早く行動するのが必須
✅宿泊地のおすすめは安房
✅安房からバスに乗って「屋久杉自然館」を目指します
バスだと牧野→屋久杉自然館(バスで数分で着きますが、徒歩だとしんどいです)
朝4時半過ぎ、屋久杉自然館に到着。
ここからまた別のバスに乗り換えて荒川登山口へ向かいます。
✅「屋久杉自然館」からバスで「荒川登山口」を目指します
チケットは事前に買っておくこともできます。
乗車時間は約1時間。
バスに乗って約1時間荒川登山口に到着しました。
いよいよ登山スタートです!

トイレはしっかり済ませておきましょう!

朝6時20分、縄文杉に向かっていざ出発です!
屋久島 縄文杉登山|まずはトロッコ道をひたすら歩く!
いよいよ縄文杉トレッキングがスタート!
トロッコ道をひたすら進み、屋久島の豊かな自然に包まれながら、神秘の巨木を目指す冒険がここから始まります。
私の持ち物
お役に立てたら幸いです
①いいレインウェア(私はモンベル製を買いました)
間違えても100均の雨がっぱはやめて下さい。長距離旅なんで質にこだわった方がいいです。
②登山靴
③アクエリアス500mlを2本
なくなっても道中の湧き水を汲んで飲んでました。
④スマートフォンとカメラとお財布
序盤2時間はひたすらトロッコ道を歩きます。

雨を楽しみながら、マイナスイオンを体に吸い込みながら
爽快な気分でトロッコ道を進みます。

見わたす限りの大自然で、雨だけど心地いいです。

屋久島は雨を楽しむところだ
もののけ姫でみたあの場所も!屋久島の幻想的な景色
スタジオジブリ『もののけ姫』の舞台とも言われる屋久島。映画のあのワンシーンの風景が、まさにここに広がっています!
大きな石の川「小杉谷」
アシタカがカヤからもらったお守りを山犬に投げるシーンと同じです。

さらに道を進んで登山開始から出発してから約1時間、小学校跡まで辿り着きます。
昔こんな秘境に学校があったんですね。
道中はヤクシカさんにも会えました。
8時40分ごろ、ここで一つの見どころが
「三大杉」です。

一代目の倒木の上に二代目が育ち、二代目の切り株の上に三代目が育っています。
一代目の杉はおよそ1500年前に倒れたそうです。

ここで豆知識を。大人が両手を広げた太さの杉が樹齢1000年。屋久島の1000年以上の杉を「屋久杉」と呼びます。
時刻は9時30分ごろ、登山前半が終了。
小川の真上にある休憩所があります。トロッコ道はここで終わります。
トイレの最終ポイントです。


空きのペットボトルを使ってここで湧き水を汲むのがおすすめです
縄文杉ルートの見どころ!ウィルソン株・夫婦杉の神秘
長かったトロッコ道を抜け、ここからはいよいよ本格的な登山ゾーンに突入!
道は平坦ではなくなり、急な階段や岩場が増えるため、しっかり足元を確認しながら進みます。
そして、このエリアからは樹齢1000年以上の巨大な屋久杉が次々と姿を現します。
特に見逃せないのが、ウィルソン株と夫婦杉。
はるか太古からここに立ち続ける神秘の巨木たちに出会う瞬間です。

さて、トレッキング後半出発!
こういう感じの段差をずっと上がっていきます。

2,3mをゆうに超える屋久杉がたくさん現れてきました。

きっと縄文杉もこれくらいじゃね?
と、考えていた私の予想は大きく覆されることに・・
✅ウィルソン株
ある特定の角度から見上げると綺麗なハートになるんです。

さて、最後の休憩ポイントを歩いて1時間経ちました。
ここからより神秘さが増してきます。
なんとも神々しい枝割れをした屋久杉

続いては夫婦杉(めおとすぎ)
日本の屋久杉が手をつなぐように一本の枝でつながっている何とも奇妙な杉の木です。

縄文杉到着!屋久島旅行記の最終到達点
ついにここから世界自然遺産ゾーンへ突入! 長い道のりも、あと少し。
最後の急な階段や木道を越え、ゴール目前のラストスパートです!

縄文杉までもう少し!

巨大な杉の根が張り巡らされた山道を越え、あたりにはず~っと昔からこの世にいたであろう巨木があちこちにそびえています。
そして、そして・・
午前11時前ついにゴールに到着しました。

おおおおお!あれが縄文杉じゃない!?

高鳴る鼓動を抑えきれず、興奮してしまう私🤩
ついについにやってきました🤩
縄文杉!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお!


でかーーー!!!!なにこの太さ?!
縄文杉の存在感たるや圧倒的!私はしばらく言葉を失い、歓声をあげるしかできませんでした。
道中見てきた巨木なんて比にならない太さ
なんと直径5.1m
写真では伝わらないその大きさ。
片道5時間、歩いた甲斐をはるかに超える価値がありました。


樹齢7200年といえば卑弥呼の4倍昔・・日本の歴史よりもはるか大昔からこの地を見届けているのですね
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