樹齢7200年の縄文杉をこの目で見るために、屋久島を訪れました。
朝6時から登山口を出発し、往復で10時間の長い道のりを踏破し、ついに縄文杉を見ることができました!
その圧倒的な幹の太さと迫力といったら、言葉にできなかったです!
写真でみるのと実際に見るのとでは桁違いな迫力です。
今回は屋久島の縄文杉トレッキングを振り返っていきたいと思います。
実際の写真を載せて、見どころも紹介していますので、これから屋久島行きたい人の参考になれたら嬉しいです。
こちらはツアーを使っていない完全な個人旅行です。
ご覧いただくだけで旅に行ったような気分になれたらうれしいです。
朝7時までには必ず出発してください!屋久島の荒川登山口から縄文杉へ
縄文杉への道は長く険しいため、朝早くから出発しなければいけません。
しっかり準備を整えて早朝のスタートに臨みましょう!
初めに言っておきますが、縄文杉に辿り着くにはそれなりの覚悟があります。
縄文杉の場所はとにかく遠いです!
実際のルートを大まかにご紹介しましょう。
縄文杉の登山スケジュールと注意点
朝3時半起き
朝4時半ごろ 安房周辺のバス停(牧野)からバスに乗って「屋久杉自然館」へ
朝5時 荒川登山口行のバス乗車(事前にチケットを買っておくこと!)約1時間バスに乗ります
朝6時 荒川登山口到着
朝7時までには必ず登山口を出発しないと帰れなくなります。
ここからようやく登山開始です!道中トイレは3か所しかありません。
午前10時半ごろ 縄文杉到着
御覧の通り、荒川登山口を朝7時にまでに出発しないと、縄文杉を見ることはできません。
往復22キロ、徒歩10時間の道のりなんですよ。
朝早く行動するのが必須
そして荒川登山口まで辿り着くのもまた大変なんです。
宿泊地のおすすめは安房です。
まず、安房からバスに乗って「屋久杉自然館」を目指します
バス:牧野→屋久杉自然館 バスで数分で着きますが、徒歩だとしんどいです
朝4時半過ぎ、屋久杉自然館に到着しました。
ここからまた別のバスに乗り換えて荒川登山口へ向かいます。
「屋久杉自然館」からバスで「荒川登山口」を目指します
チケットは事前に買っておくことをお勧めします。
乗車時間は約1時間かかります。
バスで眠気眼のまま、約1時間
荒川登山口に到着しました。
ようやくスタート地点です
トイレはしっかり済ませておきましょう!
記念撮影してたら時刻は朝6時20分
そろそろ出発しましょう!
ちなみに出発点にはこういう警告があります。
ご注意くださいね
いざ出発です!
縄文杉への道はここから!トロッコ道を歩いて目指す冒険の始まり
いよいよ縄文杉トレッキングがスタート!
トロッコ道をひたすら進み、屋久島の豊かな自然に包まれながら、神秘の巨木を目指す冒険がここから始まります。
私の持ち物
お役に立てたら幸いです
①いいレインウェア(私はモンベル製を買いました)
間違えても100均の雨がっぱはやめて下さい。長距離旅なんで質にこだわった方がいいです。
②登山靴
③アクエリアス500mlを2本
なくなっても道中の湧き水を汲んで飲んでました。
④スマートフォンとカメラとお財布
序盤2時間はひたすらトロッコ道を歩きます。
雨を楽しみながら、マイナスイオンを体に吸い込みながら
爽快な気分でトロッコ道を進みます。
見わたす限りの大自然で、雨だけど心地いいです。
屋久島は雨を楽しむところだ
樹齢何年?っていうくらい巨大な屋久杉が登場しました。
ここで豆知識を。大人が両手を広げた太さの杉が樹齢1000年。屋久島の1000年以上の杉を「屋久杉」と呼びます。
もののけ姫っぽい景色にも出会えました。
大きな石の川が!
アシタカがカヤからもらったお守りを山犬に投げるシーンと同じだ。😄
登山開始から出発してから約1時間、小学校跡まで辿り着きました。
昔こんな秘境に学校があったんですね。
ヤクシカさんに会えました。
ピントブレブレ😭
8時40分ごろ、ここで一つの見どころが
「三大杉」です。
一代目の倒木の上に二代目が育ち、二代目の切り株の上に三代目が育っています。
一代目の杉はおよそ1500年前に倒れたそうです。
時刻は9時30分ごろ、登山前半が終了。
小川の真上にある休憩所があります。トロッコ道はここで終わります。
しっかりトイレを済ませてください。
空きのペットボトルを使ってここで湧き水を汲むのがおすすめです
いよいよ後半です。ここからの登山ルートは平坦ではなくなり、
ここからゾーンはるか太古の屋久杉の巨木の出没率が上がります。
こういう感じの段差をずっと上がっていきます。
ものすごい巨大な切り株
2,3mをゆうに超える屋久杉がたくさん現れてきました。
きっと縄文杉もこれくらいじゃね?
と、考えていた私の予想は大きく覆されることに・・
さて、最後の休憩ポイントを歩いて1時間経ちました。
ここからより神秘さが増してきます。😆
なんとも神々しい枝割れをした屋久杉
そして定番スポット「ウィルソン株」
ある特定の角度から見上げると綺麗なハートになるんです。
行列できてたら復路で写真撮るのもよし
続いては夫婦杉(めおとすぎ)
日本の屋久杉が手をつなぐように一本の枝でつながっている何とも奇妙な杉の木です。
さて、ここから世界遺産ゾーンです。
巨大な根のゲートをくぐり
そして、そして・・
午前11時ついにゴールに到着しました。
おおおおお!あれが縄文杉じゃない!?
高鳴る鼓動を抑えきれず、興奮してしまう私🤩
ついについにやってきました🤩
縄文杉!
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!
でかーーー!!!!なにこの太さ?!
道中見てきた巨木なんて比にならない太さ
なんと直径5.1m
写真では伝わらないのがもどかしい。🤣
片道5時間、歩いた甲斐をはるかに超える価値がありました。
縄文杉の存在たるや圧倒的すぎて私はしばらく言葉を失い、歓声をあげるしかできませんでした。
絶対来ることをオススメします!
樹齢7200年といえば卑弥呼の4倍昔・・日本の歴史よりもはるか大昔からこの地を見届けているのですね