台風が接近中の東北地方、少し不安ながらも私は岩手県の中尊寺金色堂に足を運びました。
金色堂が何がすごいのか、その歴史的価値や、金色堂の一部に残る“ミイラ”についてもご紹介していきます。
また、旅の道中で出会ったご当地マグネットも忘れずにご紹介!中尊寺金色堂の見どころやアクセス方法、旅行記として個人的な体験をお届けします。
初の岩手県上陸!
昨日の山形に引き続き、東北一周ドライブの続きをご覧ください。
台風が近づく岩手県の平泉にやってきた~アクセス方法
東北一周ドライブつづいての県は、岩手県
山形市のホテルを後にして、中尊寺金色堂に向かうため、岩手県の平泉にやってきました。
レンタカーではこちらの駐車場を目指しましょう。
私が帰ったお昼前には結構な車の行列ができてました。(お盆中だからしょうがないかもしれませんが)
朝早めに行くのがおすすめです。
おまけ:公共交通機関でのアクセス
JR平泉駅からバスで5分です。(3,4駅ほど)
JR平泉駅前にて、中尊寺にいくバスがでております。
1kmくらいなので、歩けないこともございません。
さて、晴れ男の力が尽きたのか外は大雨です。
止むのを待ってましたが、止みませんでした☔
中尊寺金色堂のなにがすごい?:見どころと歴史
高校の時に日本史ではなく地理を選んでいた私にとって、奥州藤原氏はあまりなじみのない存在。
中尊寺金色堂は、奥州藤原氏の栄光を象徴する重要な歴史的遺産です。
金色堂の建築美とその歴史的背景を振り返りながら、見どころを紹介していきます。(簡単に😅)
それなりに勉強してから訪れました。
奥州藤原氏って?
奥州藤原氏について
奥州藤原氏は、平安時代後期に東北地方で力を持った豪族で、京都の藤原氏とは全く別の血縁で、独自の政治力を誇りました。
特に藤原清衡が築いた栄華が有名で、東北の豊かな資源、特に砂金を活かして富を築きました。
京都の摂関家の藤原氏の文化や政治形態に大きく影響を受け、それに負けない政権を築こうとしたんです。
特に京都の仏教建築や浄土信仰には強く影響を受けています。
これが東北独自の『平泉文化』として発展しました。
駐車場からは長い上り坂です。
晴れてほしい😭と思いながらひたすら進みます。
道中いくつかの寺がありますが、あまり詳しくなくほとんど記憶に残らず(笑)🤣
中尊寺
特にここだけは見てほしい!という見どころをご紹介します。
900年前の日本最古のミイラがある金色堂
中尊寺金色堂の目玉になる金色堂
写真のように金色堂を覆うように建造物が作られ、金色堂が守られています。
藤原清衡が強く影響を受けた京都の極楽浄土の思想が思いっきり表現されております。
構内は撮影禁止なので、金色堂の写真はございません。
900年前の日本最古のミイラが安置されている
金色堂の祭壇には、奥州藤原氏の初代・藤原清衡をはじめ、二代目の藤原基衡、三代目の藤原秀衡といった歴代の当主たちの本物の「ミイラ」が安置されています。
※実物は隠れていて見れません。
平和な極楽浄土を願って、平安末期の奥州藤原氏の願いが込められているんですよね~
奥州藤原氏の最期ってどうなったの~?
奥州藤原氏の最期は悲劇的でした。
奥州藤原氏の最期
平安末期の源氏と平氏が争っていた時代背景の時です。平清盛が台頭し、奥州藤原氏は源氏の味方でした。
源平合戦で源氏が勝利し、源頼朝は源義経を討とうとします。そんな源義経をかばった奥州藤原氏ですが、源頼朝は奥州藤原氏に義経を討つよう圧をかけ、結果的に奥州藤原氏によって義経は討たれてしまいます。
しかし源頼朝は奥州藤原氏もろとも滅ぼすつもりでした。源頼朝の謀略により、滅ぼされてしまいます。
奥州藤原氏の四代目当主・藤原泰衡(ふじわらのやすひら)は斬首されてしまいます。
謀略にはめた源頼朝。そんな彼の子孫もまた悲劇的な末路をたどりました。源頼朝が築いた鎌倉幕府は、頼朝の死後急速に不安定になり、彼の子孫は政権内の争いと陰謀に巻き込まれて命を落としていきました。まさに「因果応報」
誰かにひどいことをした者は必ず報いを受けるわけですよ
中尊寺金色堂で見つけた!岩手のご当地マグネット
金色堂を見学した後は、お土産ショップで岩手のご当地マグネットをチェック!
やはり、旅の記念には観光地マグネットは欠かせません。
ここで買った岩手の観光地マグネットはこちら!
岩手のわんこそばをモチーフにしたマグネット
そして中尊寺金色堂のマグネットを購入しました。
岩手県初上陸&初マグネットGET
天気はあいにくでしたが、岩手県屈指の観光地の中尊寺金色堂を訪れました。
歴史を知っていると観光の楽しさも増しますね。
皆さんもぜひ訪れる際は、奥深い歴史や地元ならではの発見を楽しんでみてくださいね!
次回:岩手県花巻市:宮沢賢治の世界に触れる
【岩手旅行記】花巻ひとり旅~宮沢賢治の童話の世界とわんこそばチャレンジ
東北一周ドライブ岩手県編です。中尊寺金色堂を後にした私は、車で北上し花巻市へやってきました。 次の目的地はわんこそばの発祥といわれる花巻市。さらに、この地は『銀河鉄道の夜』、『注文の多い料理店』で知られる日本を代表する童話作家 宮沢賢治の故郷でもあります。 宮沢賢治の幻想的な世界に浸りながら、岩手名物わんこそばに挑戦した岩手県らしい一人旅の旅行記をお届けします!ぜひご覧ください こちらは観光地マグネットコレクターの私が、まだ見ぬご当地マグネットと出会う個人旅行記です。今回は東北一周ドライブで山形、岩手、秋 ...