「恐山」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
日本最強の霊場
恐山は単なる観光地ではありません。
死者の魂が宿るとされている日本でも有数の、というよりもっとも有名な霊場として、深い霊的エネルギーが渦巻く場所です。
この記事では
ひとり旅で恐山を実際に訪れた旅行記をお伝えします。
恐山のその強烈な霊的エネルギーと硫黄の匂いに圧倒されました。
私自身この体験を厄払いの気持ちで振り返りながら、この記事を書かせていただきます。
恐山とは?日本最強の霊場へのアクセスと基本情報
恐山(おそれざん)とは、青森県下北半島にある日本で最も有名な霊場です。
開山は平安時代の9世紀。
古来より「死者の霊が集まる場所」として信じられております。
場所は青森市から車で約3時間、または最寄りの「下北駅」からバスでアクセスできます。バスは「恐山行き」の路線があり、恐山への入り口まで直通で向かうことができます。
私は大間にレンタカーで行った際に、立ち寄りました。
恐山への訪問は慎重に!軽はずみな気持ちで行ってはいけない理由
観光地としても有名ですが、軽はずみな気持ちで行ってはいけません。
霊的なエネルギーが非常に強いため、軽はずみな気持ちで訪れると思わぬ厄災を引き寄せてしまうかもしれません。
私はその後、大事なものを落としました。信心深い私ですが、あの時軽はずみな気持ちが本当になかったであろうかと後悔しております
自分の心を落ち着け、敬意をもって足を運べば、厄払いや浄化の御利益があるといわれているので、きちんとした気持ちで訪れましょう。
実際に恐山に行ってみた体験記
恐山は本州最北端の大間崎から車で約1時間くらいのところにあります。
大間崎を観光した帰りに寄りました。
県道4号線を車で走ります。
怖いくらいの静けさでした。
三途の川に到着しました。
不気味なくらいな曇天です。
おどろおどろしいとはこのことです。
絶対に渡りたくない
その隣には奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)という鬼がいます。
後ろの山が恐山です。
死者が三途の川を渡ってあの世に行く前に
この婆が衣をはぎ取り、この爺がその衣の重さを測って生前の業を測るとのことです。
衣が重いほど罪深いとされ、あの世での処遇が悪くなります。
まっとうに生きよう
不気味なほど風の強い日でした。
空はおどろおどろしいなどの曇天
硫黄の匂いが鼻を刺激します。
そして到着しました。霊場「恐山」
正式名称は恐山菩提寺です。
風が強いので、風車が勢いよく回っていました。
恐山でたくさん見られるこの石積み
それは親よりも先に亡くなった子供の霊を弔うため遺族が積んだものなんです。
恐山にある石積みの逸話
親よりも先に死ぬ=親不孝
という考えがあるそうです。
無くなって地獄に落ちた子供の霊が自分の背丈よりも石を積んだら成仏できるのですが、
鬼が崩しに来るのでいつまでたっても救われないという逸話があります。
私、霊感はないのですが、とても不気味なところでした。
あまり長くはいたくありませんでした・・
セットしていた髪はぼさぼさに吹き荒れ、
宇曽利山湖から来る風が耳にどよんできます。
おまけに硫黄のきつい匂い
たぶんもう訪れない場所でしょう。
一生に一度と思い思いながら、
己の邪心や厄を取り除かせていただく気持ちで、じっくりと観光しました。
恐山と宇曽利山湖(うそりこ)から吹く風で激しく回る風車
東日本大震災の犠牲者を弔う慰霊碑がございました。
しっかりと手を合わせきました。
写真では伝わりませんが、湖は酸性がとても強いです。お気を付けください。
恐山に行ってみてわかったこと:訪れる前に知っておきたい注意点
実際に訪れてみてわかったこと
①硫黄の匂いがすごい
②風が強い(風車があるのも納得)
③地獄にたとえられるのも分かるくらい、おどろおどろしい雰囲気である
せっかく青森の下北まで来られたなら、一度は訪れてみるのもアリでしょう。
ネットで調べていると「恐山 行ってはいけない人」などが検索されていることを知りました。
気弱な人は厄に憑りつかれるなど・・
行ってはいけないわけではないのですが、
訪れる際の注意点をお伝えします。
恐山に訪れる際気を付けること
①軽はずみな気持ちではなく、きちんと心の整理をつけてから行くこと
②石積みなどを崩したり、いたずらなどしないこと
③死者を心から供養する気持ちで臨むこと
④開運や邪気払いの御利益を願って訪れること
恐山は悪ふざけや「映え」を求めるような場所ではありません。
清らかな心で参拝いたしましょう。
この記事を、私自身の体験をもとに邪気払いの気持ちを込めて書かせていただきました。
ご覧いただきありがとうございました。
開運いたしますように・・✨