国内旅行記

【西表島旅行記②】海を渡る水牛車とマングローブカヌー体験

2024年6月14日

西表島の水牛車からの景色

由布島の水牛車のゆったりとした時の流れに心が癒されます。

可愛らしくも力持ちな水牛さん

生暖かい熱帯の草木の香り

優しい三線の音色

日常では絶対味わえない沖縄の、西表島の島ステイを満喫

そんな西表島の旅行記パート2です。

前回までのあらすじ

西表島に初上陸し、レンタカーで島散策をしました。
観光地マグネットがなかなか売っておらず、またお土産屋さんの多くが閉じていたため苦戦を強いられました。
そんな中、星砂の浜の美しさや由布島の水牛車のゆったりとした時の流れに心が癒されるのです。

由布島の探索が終わり西表島に戻ろうとします。

西表島

国内旅行記

2024/8/30

【西表島旅行記①】星砂の浜と由布島水牛車の絶景– 西表島の冒険

「西表島ってどんな島なんだろう」 名前は子供のころからよく聞いたことあるけども 石垣島の展望台から西表島を初めて見た時、本当にあったんだって気持ちになりました。 ということで西表島に訪れました。まさか実際に行く機会が来るとは 大人の人生って楽しいですね 観光地マグネットを集めている私として、ぜひ西表島マグネットを手に入れたいです 西表島ってどんなところ?大自然とアクティビティが満載の観光が楽しめる イリオモテヤマネコが住む日本最後の秘境と呼ばれる「西表島」 世界自然遺産にも登録されている日本一の大秘境が広 ...

こちらは国内のまだ見ぬ観光地マグネットと出会う個人旅行記です。
実際に旅した気分になってくださるよう、臨場感もってお伝えしたいと思います。

三線の音色が奏でる水牛車の旅

由布島探索を30分で終え、

帰りの便の水牛車に乗りました。

往路はおばちゃんが水牛車の歴史について語ってくださりましたが、

復路はおじいちゃんによる三線の演奏が!

二度も三度も来てみたい~♪
ここが由布島水牛車🐃~♪

西表島の水牛車で流れる三線の音色

夕方にさしかかり、陽の光が陰りだし光が反射した海面

その海をゆっくりと渡る水牛車

三線の演奏、そして肌に優しく刺す優しい風

最高!なんて風情あるんだろう!

QOL爆上がりの思い出として、いつまでも心に残っています。

イリオモテヤマネコとの出会い(剥製)

西表島を訪れた際に、ぜひとも見ておきたいのがイリオモテヤマネコです。

しかしイリオモテヤマネコは絶滅危惧種であり、生きた個体を見るのは非常に難しいですが

博物館などで展示されている剥製を通じて、その姿を間近に感じることができます。

続いて向かったのは西表野生生物保護センター

ここにはあのイリオモテヤマネコの標本が飾られています

イリオモテヤマネコのはく製

剥製でもいいから一度見て見たかった!

イリオモテヤマネコとは

新種として発見されたのは1965年のこと。西表島だけに生息する、世界に約100匹しかいない希少なヤマネコです。

特別天然記念物。20世紀中盤になって新種発見された哺乳類として非常に稀な存在です。また西表島という狭い領域で生態系を維持できている点で、肉食動物の中では珍しい存在です。

ベンガルヤマネコの亜種。

現地民でも数回目撃できるか程度で、滅多に姿を現すことはないそうです。(私調査)

この島のどこかにいるんだな~

生きている姿を見て見たいな~と、西表島のどこかに暮らしているヤマネコにロマンを抱き

またの機会に本気でイリオモテヤマネコを探したいと思うのでした。

さらに保護センターに展示されている動物の剥製を観察しました。

こちらは同じく特別天然記念物 カンムリワシです

西表野生生物保護センターにあるカンムリワシのはく製

こちらはイリオモテヤマネコの交通事故マップです。

多くの事故件数が報告されてますね。

西表野生生物保護センターにあるイリオモテヤマネコ事故マップ

大事なことなのであらためて

注意

西表島の道路は野生動物が横切ります。
毎年希少な動物たちが数多く車に轢かれて死んでいます。
野生動物が横切らないか注意して運転してください。

特に
スピードの出しすぎは野生動物との事故につながるので絶対やめてください。

お邪魔するのは我々人間の方だということをお忘れなく。

観光地マグネット収集の旅:西表島での挑戦

観光地マグネットが全然見当たらず焦る私

この日の残り時間は西表島のお土産屋さんをあたりました。

島が広いのでこれまた大変💦

一本道を走っていると見かける世界にここだけな看板

イリオモテヤマネコの道路標識

上原と大原は車で約40分ほど距離が離れていますが、あちこち探し回りました。

大原の港でついに見つけました!

イリオモテヤマネコ足跡マグネット!

田んぼに残されていた足跡を複製されたそうです。

西表島の観光地マグネット

パッケージから出したらどこのか分からなくなるので、
封から出さないでおきましょう

この日の成果がこちら

買ったお土産

①星砂の浜で収集した星砂

②由布島水牛マグネット

③西表島星砂シーサーマグネット

④イリオモテヤマネコ足跡マグネット

西表島らしい観光地マグネットはこれだけでした。

まだ探していないエリアもあるので、明日に期待。

宿屋の食堂で晩御飯
何の魚かは忘れちゃいましたが美味しかったです。

西表島で食べた海鮮定食

夜、イリオモテヤマネコを探しに、車をゆっくりと走らせました。

が出会わず・・

そんな簡単に出会えるものではない!

疲れたのでこの日は寝ることにします。

冒険心をくすぐる!西表島でのマングローブカヌーとキャニオリング

今日は楽しみにしていたマングローブカヌーの日です。

朝起きて散歩していると、村のおばちゃんが教えてくださいました。

"幻の花"サガリバナが咲いているではありませんか!

西表島でみられる珍しい花サガリバナ

サガリバナとは

夜に咲き、夜明けとともに散っていくわずか半日しか咲かない幻の花です。

6月下旬から8月に咲き、夏の訪れを伝える季節の風物詩ともいわれています。

朝、しかももうすぐ10月って時に、咲いていてくれてありがとう!

さて、楽しみにしていたマングローブカヌーの時間がやってきました。

今回は「サニーデイ」さんのマングローブカヌー&キャニオリングツアーを予約させていただきました。

https://sunnyday-kayak.com/

朝、上原の港で待ち合わせして、車でポイントまで案内していただきました。

さっそくカヌーにのって出発!

西表島マングローブカヌー

風の音もしない静かなマングローブの密林をカヌーで川下りしていきます。

静寂をかき消すのはオールで水をかき分ける音と、ツアーのお兄さんとの時折の世間話くらいです。

これぞ西表島!

ミラーレスカメラやgoproを巧みに使い分けながら、たくさん写真や映像を撮るのでした。

ツアーのお兄さんは東京育ちで、沖縄の島の魅力にとりつかれ、西表島で暮らすことをご決意されたそうです。

都会から離れて島暮らし、憧れる!

沖縄の観光業の方ってそういう方多いよね

何やら珍しい蛾を見つけてくださりました。
名前は忘れちゃいましたが・・

西表島マングローブカヌー

イリオモテヤマネコ見たことありますか?

一度だけあります。はっきりとではないんですが、光る眼を。あれはイリオモテヤマネコだったに違いありません

いいな~。私も会ってみたいな~

そんな会話をしながらゆったりとマングローブの密林を漕いでいきます。

マングローブの種がありますよ!ぷかぷか浮かんでいるやつ

本当ですか―!

西表島マングローブカヌーでみかけたマングローブの種

これがマングローブの種だそうです。
川をぷかぷか漂流し、川床の土に刺さると発芽していきます。
一方、そのまま海へ流れてしまうと、発芽せず朽ちてしまうそうです。。

植樹活動の一環としてこの種は川の泥に刺してあげました。

将来再び訪れた時は、立派なマングローブになっててくれ

マングローブカヌーを初めて約1時間後、ピナイサーラの滝に到着しました。

記念撮影♪

西表島マングローブカヌーでピナイサーラの滝をバックに記念撮影

ピナイサーラの滝は沖縄県最大の落差を誇る滝です。もちろん西表島の中で最大の滝です。

ここでカヌーは終着点

カヌーを降りてピナイサーラの滝まで歩いていきます。

道中出会えたこの不思議な根っこをした木は
「サキシマスオウ」
平べったく巨大な板の形状をしたなんとも摩訶不思議な木でした。

サキシマスオウに出会いました

ピナイサーラの滝つぼにやってくると、滝の壮大さに圧巻されます。

日本一の大自然があるのは間違いなく西表島です

カヌーのお兄さんの言葉も納得のまさに日本最後の秘境にふさわしい体験でした。

ピナイサーラの滝を間近から

私が滝つぼ周辺で水遊びをしている間に、お兄ちゃんがキャンプ用品で八重山そばを作ってくださりました。

なんと粋なはからいでしょう

ここで食べる八重山そばは格別においしかったです。

西表島マングローブカヌーのスタッフさんが作ってくれた八重山そば

マングローブカヌーができるところは沖縄県の中でもたくさんありますが

それを西表島で体験できたことは大変な喜びです。

他の八重山離島にはない壮大な大自然を堪能させていただきました。

西表島の冒険:星空を見上げて

レンタカーは既に返却してしまったので、レンタルバイクを借りてお土産屋さんを探し回りました。
見つけたのはこちらのイリオモテヤマネコマグネット

西表島マグネット

イリオモテヤマネコっぽくないデフォルメ感(笑)

この日は西表島の大自然ではしゃぎすぎたため、どっと疲れがやってきます。

ホテルの共有スペースでまったりと休息します。

夕暮れにさしかかったでしょうか

こういう共有スペースでまったりあたり眺めるのが好きなんですよね~

西表島のホテルでまったり

なんと、泡盛の飲み比べサービスがございました。

西表島泡盛をいただきます

焼酎は普段飲めない私ですがありがたくいただきました。

わぁーーーーお!

時を同じくして宿泊された他の方々と談笑し、一緒に夜の生物観察にでかけました。

西表島ナイトサファリ

人生初のヤシガニさん。

挟む力はえげつないのでお気を付けください。

ビーチで見上げた星空は美しかったです。天の川は見れなかったのですが

夜も深くなり、一人部屋でのんびりしてました。

歩いて探検に出かけよう!

気まぐれにそう思い、ミラーレスカメラとスマホとお茶だけをもって夜の西表島散策に出かけました。

といっても森は危険なので、幹線道路を歩きながら星空を眺めるだけだったのですが。

あわよくばイリオモテヤマネコに出会わないかなと淡い期待を込めて

真夜中の探検に出かけたのでした。

西表島でみた星空

片道1時間は歩きました。街灯もない真っ暗な夜道、風の音とどこからか聞こえる獣の声

自分が幼児だったら泣き出していたでしょう

でも、空を見上げると都会では見れない星空が瞬いておりました。

イリオモテヤマネコには出会えませんでしたが、この時の探検は素敵な思い出としていつまでも心に残っております

後日談ですが、この時から数年後、西表島に再訪した時にイリオモテヤマネコに出会うことができました。その時の旅行記はまた別の記事で紹介します

さて、朝になりました。

あまり寝てませんが、疲れはありません。

沖縄の離島にはヤギが当たり前のようにいることに驚く私でした。

沖縄の島ではヤギが当たり前のようにいます

ホテルをチェックアウトし、上原港から西表島を発ちます。

西表島を思いっきり満喫し、西表島の観光地マグネットもなんとか入手することができました。

今回の旅ではイリオモテヤマネコに出会わなかったけど、再びリベンジしたいなと思います

西表島を発つ

この島のどこかにひっそりと暮らしている幻の猫、そして美しい星、海、手つかずの森

少年時代の宝石箱のような思い出を再び楽しめた一人旅でした!

最後までご覧いただきありがとうございます。

私がおすすめする西表島のおすすめの観光スポットをこちらの記事にまとめました。
ぜひご覧ください。

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  • この記事を書いた人

ちゃんたに

はじめまして!旅行大好き30代日本人
観光地マグネット収集しながら世界のいろんなところに行ってます

国内47都道府県制覇
海外22カ国

完全個人旅行を中心に新しい発見やステキなところをお届けする旅ブログを書いています

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