旅行トピック

円安で修学旅行費用が急増!大人になってからの旅行がもっと楽しい理由

2024年6月14日

子どもたちの修学旅行は、一生に一度の特別な体験です。
友達と過ごす時間、新しい場所の発見、そしてたくさんの思い出。大人になった今では懐かしさとたくさんの後悔が混ざり合った学園生活の思い出が蘇ります。
しかし、近年の円安や燃油サーチャージの高騰の問題が、楽しみなはずの修学旅行にも影を落としています。
今回は、そうした問題が修学旅行に与える影響と保護者の経済的現実、そして大人になった今だからこそ楽しめる旅の魅力を知り、自分自身の新たな冒険を見つける手助けとなればうれしいです。

円安や燃油サーチャージの高騰が修学旅行費用に与える影響

近年の日本の不景気が、楽しいはずの修学旅行やその保護者のお財布事情にも影響を与えています。

円安の影響

日本円の価値が低下することで、外貨が相対的に高くなる現象が起きています。特に海外への修学旅行では、航空券や現地での交通費、宿泊費などの支出が増加します。
例えば、以前は10万円で修学旅行費用が今では15万円と高騰し、行き先を国内へ変えざるを得なかった学校もあるそうです。

燃油サーチャージの増加

航空業界では燃油サーチャージの設定が一般的であり、これが旅行代金を大幅に引き上げる要因となっています。
航空券やバス旅行などの交通手段である燃油サーチャージの高騰が、燃料費の上昇が旅行代金に直結し、保護者や学校に負担をかける要因となっています。

ではその影響から自治体や学校はどう対応しているのでしょうか?

学校や自治体の対応策

公共財団法人「全国修学旅行協会」のデータによると

コロナ禍以前の2019年で修学旅行で海外に学校は全体の4.4%(全国の中学校3012校に調査のうち回答963校)であったが、

コロナ禍が落ち着いた2022年では0.2%(全国の中学校3200校に調査のうち回答889校)に激減した、と公表しております。

これはコロナ禍の余韻が残っている2022年であり、海外の行き来に対して制限がまだ残っていたことが要因にあげられます。

2024年の修学旅行においてはどうでしょうか。コロナ禍の影響はなくなりましたが、

最近ネットニュースが話題になっていたニュースが、

円安や燃油サーチャージの高騰によって修学旅行先を国内へ変更

だそうです。

コロナ禍以前と同じく海外行きを計画していたが、円安や燃油サーチャージの高騰によって費用が大幅に上がったため、国内へ切り替えた高校も多いそうですね。

しかし、大人の事情で依然として行き先海外のまま決行する高校もあり、広島県のある高校では、修学旅行の行き先がハワイであるため、一人当たりの修学旅行費用が40万円もするそうです。

よ、40万円!?親御さんの立場からしたら大変だよ💦

思春期の子供がいるご家庭にとっては、これからが一番お金が必要な時期です。特に40万円近くにもなる修学旅行費用は、多くの家庭にとって大きな経済的負担です。

修学旅行の意義と経済的負担の現実

大人の事情がどうであれ、子供の立場はまた違います。

今の大人が当時子供だったときと同じように、
修学旅行は子供たちにとって一生で一番といえるくらいの貴重な思い出になります。

子供にとっての修学旅行の価値

友達との貴重な時間: 普段の学校生活では得られない友達との絆を深める場です。共に過ごす時間が長く、共同作業やグループ活動を通じて集団生活や協力の大切さを学びます。

実践的な学び: 教室での学習とは異なり、現地での体験を通じて実践的な学びを得ることができます。例えば、歴史的な遺跡を訪れることで歴史の理解が深まり、自然体験を通じて環境意識が高まります。

視野の拡大: 子供にとって新しい場所や文化に触れることで、子供たちの視野が広がります。異なる環境での生活を体験することで、多様な価値観や文化を理解し、社会的な適応力を養います。

これは言わずもがな、今大人である私たちも、もちろん理解しています。

子供にとって大切な修学旅行の価値を、親御さんも十分に分かってます!
しかし、家計にとっては大きな負担となることも事実。非常に悩ましい問題ですよね。

「教育や体験を犠牲にしたくない」という親心に共感しながらも、現実的な視点も大切にしないといけません。

学校側は修学旅行先を国内もしくは国内か海外の選択制にすべき

学校が決めた行先の修学旅行代金に40万円も使うべきかどうかといったら、使うべきではない。
しかし子供の保護者からしたら、行き先が海外一通りしかないのであればどうすることもできないのが現状です。
子供の気持ちを考えると修学旅行に行かせない選択をするのは親にとっては苦渋の決断すぎるでしょう。

修学旅行の行き先を決めるのは学校側です。海外しか選択肢を用意できないのがいけないです。

学校側は修学旅行先を無理に海外に設定することはなく、国内もしくは国内か海外の選択制にすべきだと思います。各地のニュースを見る限り、この動向に舵を切っている学校が散見されるので、来年は保護者のお財布事情を軽減できる修学旅行先が増えることでしょう。

ここからは個人的見解を述べたいと思います。

修学旅行の行き先は国内で十分であると思います。

修学旅行の行き先は国内で十分である理由

①日本国内の旅行先は、海外に負けないくらい魅力的だから。

②国内旅行の方が費用を抑えることができるから。特に学校行事となると大手旅行会社が企画するということになり、海外旅行だと費用が膨らみがちだから。

③海外旅行は大人になってから行けばいいから。

修学旅行は同じ学び舎の同級生たちと思い出が作れる絶好の機会ですが、国内の旅行先であってもその目的は十分に達成できます。

海外のグローバルな視点は大人になってからでも十分に養うことができますし、未成年であり保護観察下にある修学旅行ではせっかく海外に行っても、所詮できることが制限されます。

海外に修学旅行に行った友人の話を聞きましたが、「え!せっかくその国に行ったのにそれだけしかしなかったの?」とびっくりする事実が多かったです。
大きくなって自分の足で訪れた方が、学びも成長もあります。

なので、わざわざ親御さんにパスポートを発行させて家計の出費を増やしてまで、海外を設定する必要なないのかなと思います。

大人になってからの旅行の魅力

ヨーロッパやアフリカに一人で旅した私の見解ではありますが、

旅行は大人になってからの方が楽しいです!

未成年であり保護観察下にある修学旅行ではできることが制限されます。

大人になってからの旅行は自分で計画し自由に行動できるため、より充実感があります。

大人になってからの旅行の魅力とは?

①自立と自由度
門限にうるさい怖い先生なんて誰一人いません。大人の旅行は、自分で計画し、自由に行動できる点が大きな魅力で、行きたい場所や見たいもの、食べたいものを自分のペースで楽しむことができます。自分の興味や関心に合わせた旅行プランを立てることができ、より満足度の高い旅を実現できます。

②酒が飲める
沖縄のオリオンビールのように、異国情緒を感じながら、飲む現地のお酒は格別においしいです。

③経済的余裕
ホテルや食事の選択や、やってみたいアクティビティも、自分の予算に合わせて選べます。また、よくある「おこづかい○○円まで」という制限もありません。

大人になってから自分の足で訪れる旅行、特に一人旅は、修学旅行のように誰かに引率されるよりもはるかに、見える景色と自己成長が格別に違います。

大人になってからできる一人旅の魅力

大人だからこそできる一人旅、それは自己発見の旅でもあります。
新しい場所を訪れることで、自分の価値観や興味を再確認する機会となり、自分の可能性を広げることができます。

詳しくはこちらの記事に書いています。

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卒業生や大人へのメッセージ

コロナ禍の影響で修学旅行に行けなかったつらい思い出がある学生さんも多いことでしょう。

今なお円安や物価高など、日本の不景気による悪いニュースは続くばかりです。

でも自分を取り巻く問題が完全に無くなることなんてありません。

「学校を卒業した皆さん、大人になった今こそ、自分の好きな場所を自由に旅しましょうー!」

大人の旅行、自分の興味に合わせた旅行の始め方はこちら

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修学旅行は子供にとって大切な思い出ですが、大人の旅行はそれ以上の楽しみとロマンが待っています。

今の経済的な負担を乗り越えて、将来の楽しい旅行を目指しましょう。

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  • この記事を書いた人

ちゃんたに

はじめまして!旅行大好き30代日本人
観光地マグネット収集しながら世界のいろんなところに行ってます

国内47都道府県制覇
海外22カ国

完全個人旅行を中心に新しい発見やステキなところをお届けする旅ブログを書いています

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