🌎海外旅行記

【フランス旅行記】ルーブル美術館で芸術探訪!個人でチケット予約から攻略法まで

2024年8月31日

フランス一人旅の初日、午前中に凱旋門とエッフェル塔を満喫した後
午後2時からのルーブル美術館の予約時間が迫ってきました。(前回の旅行記はこちら

ついにモナ・リザと対面できる瞬間が!
世界最大級のルーブル美術館で、名画や歴史的な芸術作品に囲まれる贅沢な時間を過ごしました。

この記事では、個人でルーブル美術館を巡る体験記をお届けします。
ルーブル美術館の個人チケット予約方法、館内の歩き方、効率よく楽しむコツまで、一人旅のリアルな視点で詳しくご紹介します。

完全個人旅行ならではのルーブル美術館探訪したフランス旅行記!
誇張なく、実際の体験をありのままお届けします。

ルーブル美術館チケット予約のコツと個人旅行者の入場体験

14:00からルーブル美術館を予約しておりました。
いざルーブル美術館へ!

モナリザみるぞー

ルーブル美術館チケット予約

チケットは事前に予約して購入しておくことを強くお勧めします。
公式ページの外部リンクを貼っておきます。

7月14日は無料で入場できます。(ただしすさまじい混雑が予想されるので、私はお金払ってでも7月13日に訪れました)

入場口は中央のガラスのピラミッドにあります。

ルーブル美術館の入り口にあるガラスのピラミッド、訪問者の行列ができている / The glass pyramid at the entrance of the Louvre Museum with a line of visitors.

14時から予約してたんですが、10分くらい遅れてしまい到着。
それくらいの遅れくらい全く問題ございません。どうせ予約してても並ぶので(笑)

こちらが本物のチケットです。事前に印刷するか、スマホで表示できるようにはしておきましょう。
スタッフにQRコードを見せたらOKです。

ルーブル美術館のチケット / Ticket to the Louvre Museum.

すごい行列ですが、15分くらいで入口に入れました。

ピラミッド内部が入り口です。

ルーブル美術館のガラスのピラミッド内部から撮った光景、天井のガラスと周囲の建物が映る / A view from inside the glass pyramid at the Louvre Museum, with the glass ceiling and surrounding buildings reflected.

写真奥に見える動線をまっすぐ進んでいけば美術館入り口になります。
さっそく散策していきましょう。

個人で巡るルーブル美術館!憧れのモナリザやミロのヴィーナスの芸術探訪

予定滞在時間は2時間
全てをゆっくり見てると1日あっても足りないので、狙いを定めておきました。

📍私のルーブル美術館の探索計画
絶対に見るもの
①モナリザ
②ミロのヴィーナス
③ハムラビ法典

📍ルーブル美術館のMAP
レオナルドダヴィンチ作品やミロのヴィーナスなど、人気の作品が集中しているのはセーヌ川沿いの南側です。
ハムラビ法典はモナリザの反対側に位置して遠いです。

ルーブル美術館の手書きMAP、モナリザとミロのヴィーナスの位置が表示されている / Handwritten map of the Louvre Museum showing the locations of the Mona Lisa and Venus de Milo.

スタートはガラスのピラミッドの地下2階からですが、階段やエスカレーターをたくさん上り下りするので今何階にいるのか分からなくなりました。

写真は大量にあるのですが、ほんの一部厳選してお届けします。
まずは地下の古代ギリシャ・イタリアゾーンから

ルーブル美術館の地下にある古代ギリシャ・イタリアゾーンの展示、古代の彫刻や美術品が並ぶ / An exhibit in the underground Ancient Greece and Italy zone of the Louvre Museum, featuring ancient sculptures and artworks.

「抵抗する奴隷」と「瀕死の奴隷」

ルーブル美術館の「抵抗する奴隷」と「瀕死の奴隷」の彫刻、ミケランジェロ作の名作 / The sculptures "The Resisting Slave" and "The Dying Slave" by Michelangelo at the Louvre Museum.

隣に隣接する古代ギリシャエリアに移ります。

きました!
ミロのヴィーナス

ルーブル美術館のミロのヴィーナス、古代ギリシャの彫刻作品で美しい女性像 / The Venus de Milo at the Louvre Museum, an ancient Greek sculpture depicting a beautiful woman.

すげえ!学校の教科書のとおりだぁあああ

ミロのヴィーナス

1820年にエーゲ海のミロス島で発見された、作者不明の古代ヘレニズム美術作品。美術の教科書でおなじみですね。

簡素な柵だけで無防備に置かれています。
地震がもしも来たらどうなるんでしょうね。

続いては、サモトラケのニケ
ここ覚えておいてください。迷った時のいい目印です。

ルーブル美術館のサモトラケのニケ、勝利の女神が翼を広げた姿 / The Winged Victory of Samothrace at the Louvre Museum, a sculpture of the goddess of victory with outstretched wings.

サモトラケのニケ

エーゲ海のサモトラケ島で発見された。ニケは古代ギリシャ神話の勝利の女神。ヘレニズム彫刻で、作者は不明。
ルーブル美術館の階段を上った先にあり、広大な館内の目印として役立つ。この像を右に曲がるとモナリザの展示エリアにいけます!

RPGゲームなら絶対ここに何かある(笑)

ルーブル美術館のサモトラケのニケ近くにあるモナリザの案内看板。 / A sign directing visitors to the Mona Lisa near the Winged Victory of Samothrace at the Louvre Museum.

17~18世紀のイタリア絵画ゾーン
モナリザのあるここが一番人気なエリアです。

この廊下をしばらく歩いた右手の小道の先にモナリザがあります。(看板を見落とすと、気づかないくらいです)

ルーブル美術館の13~15世紀のイタリア絵画コーナー。モナリザ展示はこの近く。 / 13th-15th century Italian painting corner at the Louvre Museum. The Mona Lisa is displayed nearby.

レオナルドダヴィンチ作品ありました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「岩窟の聖母」、神秘的な雰囲気を持つ宗教的な絵画 / Leonardo da Vinci's "The Virgin of the Rocks," a religious painting with a mystical atmosphere.

岩窟の聖母

作者はレオナルドダヴィンチ。1483年ごろの作品です。真ん中の女性が聖母マリアで、手前の子がイエスとされている。

レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「聖母子と聖アンナ」、穏やかな表情で描かれた聖母マリアとその母聖アンナ、子供イエス / Leonardo da Vinci's "Madonna and Child with Saint Anne," depicting the serene expression of the Virgin Mary, her mother Saint Anne, and the child Jesus.

聖母子と聖アンナ

作者はレオナルドダヴィンチ。1508年ごろの作品です。晩年作で実は未完成らしいです。

さて、どんどんいきます。

またもや教科書で見たことある絵が!

ウジェーヌ・ドラクロワ作の「民衆を導く自由の女神」、革命的な精神を象徴する自由の女神が民衆を導く力強いシーン / Eugène Delacroix's "Liberty Leading the People," a powerful scene symbolizing the revolutionary spirit, with the figure of Liberty guiding the people.

民衆を導く自由の女神

作者はウジェーヌ・ドラクロワ。1830年の7月革命が題材です。

ナポレオン1世の戴冠式を描いた巨大な絵、戴冠の瞬間が壮大に描かれている / A massive painting of Napoleon I's coronation, depicting the grand moment of the crowning.

ナポレオン1世の戴冠式

作者はダヴィッド。1804年ノートルダム大聖堂で行われた戴冠式が題材。大きすぎてカメラに収めるのが難しい。

この看板があるところを曲がれば、モナリザです。

広すぎるので迷わないようにしましょう

ルーブル美術館のモナリザコーナー入り口にある小さな看板、名作が展示されている場所を示す / A small sign at the entrance of the Mona Lisa corner in the Louvre Museum, indicating the location of the masterpiece.

そして、そして…!

ついにありました!

モナリザ!

ルーブル美術館のモナリザの前に集まる群衆、名作を鑑賞する人々 / A crowd gathered in front of the Mona Lisa at the Louvre Museum, admiring the masterpiece.

すごい人だかりですが、粘り強く前進します。

そして最前列にやってきました。

目の前には世界一有名な絵が

おおおおおおおおおお~!モナリザだああ😆

ルーブル美術館のモナリザを最前列から撮影した写真、間近で名作を鑑賞 / A photo of the Mona Lisa taken from the front row at the Louvre Museum, closely admiring the masterpiece.

モナリザはすごい人混みですが圧に負けず、必ず最前列まで粘りましょう!私も最前列で鑑賞しました。

モナリザ

作者はレオナルドダヴィンチ。ご存じ世界で一番有名な絵です。1503年ごろの作品。モナリザのモデルは長年議論されていましたが、2008年にフィレンツェの大富豪ジョコンドゥの妻であると決着がつきました。市場に出回ることはないので値段は測れませんが、ぶっちぎりに高額なことでしょう。

モナリザの絵って意外と小さく感じました。70センチくらい。
しかも柵で仕切られているので5mくらい離れた場所で見なければいけません。

世界一の名画をこの目で見れたことに感無量です。

まさに人類の宝

長い間撮影していると、スタッフに注意されてしまいますのでお気をつけて。

ルーブル美術館で古代文明を巡る:ハムラビ法典と古代エジプト文明

ハムラビ法典を目指しに館内の反対側へ向かいます。そもそもルーブル美術館とはルイ14世の時世まで、王宮として使われておりました。

レオナルドダヴィンチもかつてはここの宮廷画家だったのです。
ですので、館内の装飾もすごい。

ルーブル美術館の内部の天井装飾。レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれ、かつて宮廷画家として活躍した場所。 / Interior ceiling decoration of the Louvre Museum, painted by Leonardo da Vinci, who once worked as the court painter here.

続いて古代エジプトゾーン

紀元前1800年くらいのスフィンクスです。

ルーブル美術館に展示されている紀元前1800年くらいのスフィンクス / A sphinx from around 1800 BCE displayed at the Louvre Museum.

ミイラが入っていた棺桶
日本と違い地震は想定しない展示方法でした。

ルーブル美術館の展示品:古代エジプトのミイラが入っていた棺桶 / An ancient Egyptian coffin containing a mummy, displayed at the Louvre Museum.

そしてやってきました。遠かったけど

ハムラビ法典

ハムラビ法典。古代バビロニアの法律を記した石碑、ルーブル美術館に展示されている / The Code of Hammurabi, a stone stele inscribed with ancient Babylonian laws, displayed at the Louvre Museum.

ハムラビ法典

目には目を、歯には歯を、で有名ですね。高さは2m。バビロン第1王朝の第6代の王の時世です。元々は街中に建てられていたそうです。

【フランス旅行記】ルーブル美術館を効率よく楽しむために分かったこと

個人でルーブル美術館を満喫したフランス旅行記いかがだったでしょうか?
この記事では、ルーブル美術館の実際に訪れた際に感じたリアルな体験をお伝えしました。

14時半に入館して、気づけば17時。館内のお土産屋も締まり、3階へは行けず😭

ルーブル美術館に展示されている女性の彫刻、優雅なデザインで女性の美しさを表現している / A female sculpture displayed at the Louvre Museum, elegantly designed to represent the beauty of women.

予定の時間は2時間でしたが、全然足りませんでした!
それでも、お目当ての作品はしっかり見られたので満足です。

実際に回ってみて感じた「効率よく楽しむポイント」をまとめておきます👇

最初にモナ・リザとミロのヴィーナスを見に行くのが正解!(どちらも人気なので先に)
モナ・リザは頑張って最前列まで粘る!(意外と小さいのでこだわって前に行った方がいい)
セーヌ川沿いのゾーンは個人的にお気に入り!(好きな絵画が多く、雰囲気も◎)
ものすごく広いので、迷うこと前提で楽しむ(道中の作品をじっくり見ながら)
寄り道が多くなるので、時間に余裕を持つ(気になる展示が多すぎる…!)
お目当ての展示の位置を事前に確認しておくとスムーズ(ハムラビ法典は遠いので要注意)
すべてを見ようとせず、優先順位をつけると満足度が高い(特に初めてなら絞るのが吉)

モナリザ、ミロのヴィーナスといった世界的に有名な芸術品をこの目で見ることができました。

パリはきっとまた行くでしょう。再びルーブル美術館に来れたら、
フェルメールの絵とか、もっとゆっくり見たいと思います。

ルーブル美術館で観光地マグネットを探しましたが、私の目にかなったものはなく、少し残念。
代わりに駅にある地下街のお土産屋さんでおしゃれなマグネットを見つけました。

ルーブル美術館近くのお土産に売っていたパリらしいご当地マグネット、エッフェル塔やモナリザなどがデザインされている / A Paris-themed souvenir magnet sold near the Louvre Museum, featuring designs of the Eiffel Tower and Mona Lisa.

この中から3つ買いました。3つ買うと2ユーロ割引なんですもん(笑)

ご覧いただきありがとうございます。

続きはこちら

シャンゼリゼ通りの夜景、ライトアップされた凱旋門が輝く美しい光景。 / The night view of Champs-Élysées with the illuminated Arc de Triomphe shining brightly.

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    • この記事を書いた人

    るる氏

    はじめまして!旅行大好き日本人男性
    観光地マグネット収集しながら世界のいろんなところを旅行中

    国内47都道府県制覇
    海外25カ国

    ひとり旅を中心に新しい発見やステキなところをお届けする旅ブログを書いています

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