国内旅行記

ハイジの舞台・マイエンフェルトを旅した私が、大阪万博のハイジカフェへ

2025年5月17日

2024年夏、私はスイスを旅しました。
アルプスの少女ハイジの故郷であるマイエンフェルトに立ち寄り、あの美しいアニメの舞台に降り立ったのです。

あの鐘の音やモミの木、ハイジが恋したアルムの山の景色 ―――
実際に見た風景は、今も私の中に深く残っています。

2025年大阪・関西万博に、
ハイジカフェがオープンされている
と知り、私はもう一度“ハイジの世界”に会いに行くことにしました。

この記事では、スイスのマイエンフェルトでの旅の記憶と、
万博のハイジカフェを訪れたときの静かな余韻を、写真とともにお届けします。

というわけで、私は今──
スイスパビリオンにある『ハイジカフェ』に来ております。

どうしても行きたかったハイジカフェ

どうしても行きたかったハイジカフェ。
訪れてみるといつも「入場制限」で並ぶことができず…

万博レポート

スイスに限らず、各国のレストランはどこも大人気
列が並べるスペースも限られているので、基本的に入場制限になっているところばかり

予約枠をうまく使うといいですね。
私は、予約なしで挑戦しました

大阪・関西万博2025のスイスパビリオンの外観。モダンでミニマルなデザインが印象的で、スイスらしい洗練された美しさが際立つ建築。/ Exterior of the Switzerland Pavilion at Expo 2025 Osaka — featuring a clean, minimalist design that reflects Switzerland’s signature elegance and innovation.

ハイジカフェの場所

スイスパビリオンとオーストリアパビリオンの間から並べます。
スイスパビリオンとは別の列なのでお間違えなく。

入場制限で、並ぶことすらできないので、
遠くのベンチから様子を眺めていました。ふと入場制限が解除された瞬間にすかさず並ぶことに成功!

そこから30分並び、念願のハイジカフェに行くことができました!

どうしてそんなにハイジカフェにこだわったんですか?

ハイジの舞台スイスの「マイエンフェルト」に実際に行ったことがあるからなんです。

大阪・関西万博2025のスイスパビリオン内にある「ハイジカフェ」の内観。木の温もりあふれる空間で、アルプスの暮らしを感じられるような、絵本のような雰囲気が広がる。 / Interior of the Heidi Café at the Switzerland Pavilion, Expo 2025 Osaka — a cozy, wood-accented space evoking the charm and warmth of life in the Swiss Alps.

万博のハイジカフェは、さすがに“あの世界観そのまま”とはいきませんが、
展望スペースもあって眺めも良く、ちょっとだけスイスを思い出せる、やさしい空間でした。

ハイジカフェで頼んだ料理と“アルプスの記憶”

メニューはこちら。
ハイジのイラストがあしらわれていて、見ているだけでほっこりします。

大阪・関西万博2025のスイスパビリオン「ハイジカフェ」のメニュー写真。アルプスの暮らしを感じさせる、温かみのあるスイス風メニューが並ぶ。 / Menu photo from the Heidi Café at the Switzerland Pavilion, Expo 2025 Osaka — featuring cozy, alpine-inspired Swiss dishes that evoke the spirit of Heidi’s homeland.

ドリンク1杯約2000円と、値段は高めですが、実際のスイスの物価もこれくらいです。

ちなみにスイスでは、ブロッコリー1つ1000円です(笑)

スイスワインと行きたいところですが、真昼の陽ざしの下を歩き回る予定だったので、度数の強いお酒は控えました。

オーダーしたのはこちら

  • ハイジアルプスの幸せのひとときカクテル
  • キッシュ
大阪・関西万博2025のハイジカフェでオーダーしたカクテルとキッシュ。スイスの山小屋をイメージした空間で味わう、彩り豊かなドリンクと香ばしいキッシュが心を満たす。 / A cocktail and quiche ordered at the Heidi Café, Expo 2025 Osaka — a delightful pairing served in an Alpine-inspired setting, offering a taste of Swiss charm and comfort.

カクテルは爽やかなジンのカクテル!名前で決めました。
ブルーベリーがついています。

キッシュとは、パイの中に野菜やお肉が詰まっているタルトなんです。
小さかったけど、お肉がジューシーで美味しかったです!

私がマイエンフェルトのレストランで頂いた食事とは全く異なるのですが、
ガラス張りのドームからみえる大阪の景色を眺めながら、マイエンフェルトの思い出に浸りました。

牧場から響く鐘の音、そしてモミの木、ハイジが恋したアルムの山の景色 ―――

本物のハイジの世界「マイエンフェルト」って?

本旅ブログではまだ詳しく紹介できていないのですが、
私は実際に、アルプスの少女ハイジの故郷・スイスのマイエンフェルトを旅しました。

スイス・マイエンフェルトの街にある観光案内所。壁にはハイジのイラストが描かれ、物語の舞台となった町らしい温かみのある雰囲気が広がる。 / Tourist information center in Maienfeld, Switzerland — featuring an illustration of Heidi on the wall, warmly welcoming visitors to the town that inspired the beloved story.

駅を降りたら、アニメの通りの壮大なアルムの山とのどかな街。
歩いてすぐの場所に、ハイジの観光案内所があります。ぬいぐるみや雑貨などかわいいお土産がずらり。

スイス・マイエンフェルトのお土産屋さん。店内にはハイジのイラストやグッズがずらりと並び、物語の世界に入り込んだような雰囲気が楽しめる。 / Souvenir shop in Maienfeld, Switzerland — filled with Heidi-themed illustrations and merchandise, offering a charming glimpse into the beloved story’s hometown.

オンジの山にも実際に登ってみました。
かなり大変でしたが、その先にはモミの木が広がる、まさに“あの世界”の景色が。

スイス・マイエンフェルトのハイジの家がある山。アニメのシーンそのままに、モミの木が立つ美しい自然の中に物語の舞台が広がる。 / The mountain in Maienfeld, Switzerland, where Heidi’s house stands — complete with fir trees just like in the anime, evoking the beloved story in a breathtaking alpine setting.

アルプスの少女ハイジそのまんま!

山の上でチーズと干し肉を挟んだサンドウィッチ
とってもおいしかったです。

スイス・マイエンフェルトのオンジの山で食べた、チーズと干し肉のサンドウィッチ。アルプスの絶景を眺めながら味わう、素朴で贅沢な一品。 / Cheese and dried meat sandwich enjoyed on Onji’s mountain in Maienfeld, Switzerland — a simple yet unforgettable meal savored with stunning views of the Alps.

というわけで、万博のハイジカフェを特集しました

あの日、あの時の感動がなかったら、ここまで感性豊かにならなかったかもしれません。
旅の思い出っていいもんですね。

スイスパビリオンの隣にある。ハイジカフェ
チャンスがあれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

次の旅はこちら

大阪・関西万博2025の会場に掲げられた各国の国旗。世界中の国々が一堂に集う国際博覧会らしい、平和と多様性を象徴する光景。 / National flags from around the world displayed at Expo 2025 Osaka — a powerful symbol of peace, diversity, and global unity at the international exposition.

国内旅行記

2025/5/18

万博76カ国巡った旅人が選ぶ、おすすめしたいパビリオン優秀賞

2日間で76カ国を巡った大阪・関西万博2025!各国のパビリオンの外観、規模、内容すべてが国によって様々なんですが、正直、どこに行こうか迷いますよね。 そこで今回、特によかった“おすすめパビリオン優秀賞”を、旅好きの私が独断と偏見で選びました!実際にその国に行った体験談も添えてお届けします。 第3位 カナダパビリオン|北極圏と映像技術が良き 第3位はカナダです。実は一度も行ったことなくて、いつか本場のカナディアン・ロッキーを見てみたい私。 東ゲート目の前にある大きなパビリオンです。 最新の3D映像技術で北 ...

🔗関連記事

大阪・関西万博2025で来場者を出迎えるミャクミャク。ユニークで愛らしい公式キャラクターが、万博の入口で笑顔と期待を届けてくれる。 / Myakumyaku welcoming visitors to Expo 2025 Osaka — the quirky and lovable official mascot bringing smiles and excitement at the entrance to the world expo.

国内旅行記

2025/6/21

【大阪万博2025】プチ海外気分!本物のパスポートでスタンプラリー

きたで大阪万博! ついにやってきました、EXPO 2025 大阪・関西万博。今回は、期限切れのパスポートを片手にスタンプラリーで世界を旅するという、ちょっと変わった楽しみ方で会場を巡ってきました。 世界がちょっと身近に感じられる旅世界の30カ国訪れた旅行好きの個人による忖度抜きの体験談をお届けします。 期限切れのパスポートでスタンプラリーだ! 公式ショップにスタンプ手帳が売っていますが私がスタンプを押すのは本物のパスポートです。 SNSでみかけてナイスアイディアだと思ったので、私も真似してみました。 スタ ...

スポンサー

    • この記事を書いた人

    るる氏

    はじめまして!旅行大好き日本人男性
    ご当地マグネットを集めながら、世界各地を旅しています。

    このブログでは実際に旅した体験をもとに、ひとり旅の旅行記や役立つ情報を発信。
    🌍海外30カ国
    🗾日本47都道府県制覇

    皆さんの旅の参考になったら嬉しいです

    -国内旅行記
    -