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【軽はずみで行かないで!】日本最強の霊場、恐山へ行ってみた

2024年11月29日

恐山の門に立つ僧侶の石像、神聖で厳かな雰囲気を感じさせる彫刻。/ The stone statue of a monk standing at the gate of Osorezan, evoking a sacred and solemn atmosphere.

「恐山」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

日本最強の霊場

恐山は単なる観光地ではありません。
死者の魂が宿るとされている日本でも有数の、というよりもっとも有名な霊場として、深い霊的エネルギーが渦巻く場所です。

この記事では

ひとり旅で恐山を実際に訪れた旅行記をお伝えします。
恐山のその強烈な霊的エネルギーと硫黄の匂いに圧倒されました。

私自身この体験を厄払いの気持ちで振り返りながら、この記事を書かせていただきます。

恐山とは?日本最強の霊場へのアクセスと基本情報

恐山(おそれざん)とは、青森県下北半島にある日本で最も有名な霊場です。
開山は平安時代の9世紀。
古来より「死者の霊が集まる場所」として信じられております。

場所は青森市から車で約3時間、または最寄りの「下北駅」からバスでアクセスできます。バスは「恐山行き」の路線があり、恐山への入り口まで直通で向かうことができます。

私は大間にレンタカーで行った際に、立ち寄りました。

恐山への訪問は慎重に!軽はずみな気持ちで行ってはいけない理由

観光地としても有名ですが、軽はずみな気持ちで行ってはいけません。
霊的なエネルギーが非常に強いため、軽はずみな気持ちで訪れると思わぬ厄災を引き寄せてしまうかもしれません。

私はその後、大事なものを落としました。信心深い私ですが、あの時軽はずみな気持ちが本当になかったであろうかと後悔しております

自分の心を落ち着け、敬意をもって足を運べば、厄払いや浄化の御利益があるといわれているので、きちんとした気持ちで訪れましょう。

実際に恐山に行ってみた。個人の旅行記

恐山は本州最北端の大間崎から車で約1時間くらいのところにあります。
大間崎を観光した帰りに寄りました。

恐山への道のり、静けさが漂う林道を進む穏やかな景色。/ The path to Osorezan, a peaceful forest road surrounded by tranquility.

県道4号線を車で走ります。
怖いくらいの静けさでした。

湖が見えてきたらいよいよ恐山目前です。ですが…

到着する前から怖い…

なぜなら、三途の川があったからです。
そして空はおどろおどろしいほどの曇天…

恐山にある三途の川とそれにかかる橋、神秘的で荘厳な雰囲気が漂う場所。/ The Sanzu River at Osorezan, with a bridge crossing it, exuding a mystical and solemn atmosphere.

絶対に渡りたくない

その隣には奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)という鬼がいます。
後ろの山が恐山です。

恐山にある奪衣婆の恐ろしい石像、神秘的で恐ろしい表情をした彫刻。/ The terrifying stone statue of Datsueba at Osorezan, with a mystical and fearsome expression.

死者が三途の川を渡ってあの世に行く前に
この婆が衣をはぎ取り、この爺がその衣の重さを測って生前の業を測るとのことです。

衣が重いほど罪深いとされ、あの世での処遇が悪くなります。

まっとうに生きよう

不気味なほど風の強い日でした。
空はおどろおどろしいなどの曇天

硫黄の匂いが鼻を刺激します。

そして到着しました。霊場「恐山」
正式名称は恐山菩提寺です。

恐山菩提寺、荘厳な雰囲気の中で静かに佇む寺院。/ Osorezan Bodai Temple, a serene temple standing quietly amidst a solemn and majestic atmosphere.

風が強いので、風車が勢いよく回っていました。

恐山でたくさん見られるこの石積み
それは親よりも先に亡くなった子供の霊を弔うため遺族が積んだものなんです。

恐山の死者の弔いのために石が積まれた山と風車、静寂と荘厳さが漂う景色。/ A pile of stones for the memorial of the deceased at Osorezan, with a windmill standing amidst a scene of quiet solemnity.

恐山にある石積みの逸話

親よりも先に死ぬ=親不孝
という考えがあるそうです。

無くなって地獄に落ちた子供の霊が自分の背丈よりも石を積んだら成仏できるのですが、
鬼が崩しに来るのでいつまでたっても救われないという逸話があります。

私、霊感はないのですが、とても不気味なところでした。
あまり長くはいたくありませんでした・・

恐山の風景、無機質な大地と漂う硫黄の匂いが独特な雰囲気を作り出す。/ The landscape of Osorezan, with barren land and the distinct scent of sulfur creating a unique atmosphere.

セットしていた髪はぼさぼさに吹き荒れ、
宇曽利山湖から来る風が耳にどよんできます。

おまけに硫黄のきつい匂い
たぶんもう訪れない場所でしょう。

一生に一度と思い思いながら、
己の邪心や厄を取り除かせていただく気持ちで、じっくりと観光しました。

恐山と宇曽利山湖(うそりこ)から吹く風で激しく回る風車

恐山と激しく回る風車、荒々しい自然の中で力強く回る風車の風景。/ Osorezan and the windmill spinning vigorously, creating a powerful scene amidst the rugged nature.

ここには東日本大震災の犠牲者を弔う慰霊碑がございましたので、しっかりと手を合わせてきました。

写真では伝わりませんが、湖は酸性がとても強いです。お気を付けください。

恐山に行ってみてわかったこと- 訪れる前に知っておきたい注意点

この旅ブログは国内、海外含めて誇張抜きでリアルな体験をお届けしています。
恐山に実際に訪れてみた率直な感想

怖かった。

実際に訪れてみてわかったこと

①硫黄の匂いがすごい
②風が強い(風車があるのも納得)
③地獄にたとえられるのも分かるくらい、おどろおどろしい雰囲気である

せっかく青森の下北まで来られたなら、一度は訪れてみるのもアリでしょう。
ネットで調べていると「恐山 行ってはいけない人」などが検索されていることを知りました。

気弱な人は厄に憑りつかれるなど・・

行ってはいけないわけではないのですが、
訪れる際の注意点をお伝えします。

恐山に訪れる際気を付けること

①軽はずみな気持ちではなく、きちんと心の整理をつけてから行くこと
②石積みなどを崩したり、いたずらなどしないこと
③死者を心から供養する気持ちで臨むこと
④開運や邪気払いの御利益を願って訪れること

恐山は悪ふざけや「映え」を求めるような場所ではありません。
清らかな心で参拝いたしましょう。

この記事を、私自身の体験をもとに邪気払いの気持ちを込めて書かせていただきました。

開運いたしますように・・✨

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    • この記事を書いた人

    るる氏

    はじめまして!旅行大好き日本人男性
    観光地マグネット収集しながら世界のいろんなところを旅行中

    国内47都道府県制覇
    海外25カ国

    ひとり旅を中心に新しい発見やステキなところをお届けする旅ブログを書いています

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