エジプト考古学博物館で、ついに伝説のツタンカーメンの黄金マスクを目にしました。
3000年を超えたその輝きは、まさに『人類の宝』!
今回の旅行記では、ツタンカーメンの展示場所を訪れ、黄金マスクを間近で見た感動をお伝えします。さらに、どうしてツタンカーメンが盗掘されずに発見されたのか、その謎にも迫ります。エジプト旅行を通じて、歴史の深さと魅力を感じていただける内容をお楽しみください!
【2025年2月】エジプト考古学博物館へ!お目当てはツタンカーメンの展示
エジプト考古学博物館といえば、世界的に有名なツタンカーメンの黄金マスクが展示されている場所です。しかし、新しい大エジプト博物館(GEM)への移転が話題になる中、「まだツタンカーメンはエジプト考古学博物館で見られる?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

2025年2月、実際に訪れて確認してきました!
ってわけでエジプト考古学博物館へやってきました!

将来的にツタンカーメンはどこに?2025年最新情報
2025年現在、ツタンカーメンの黄金マスクをはじめとする副葬品はエジプト考古学博物館に展示されています。

観光雑誌では大エジプト博物館にと書いていますが、誤報です。
2025年2月現在は、ツタンカーメンは『エジプト考古学博物館』に展示されています。移転の具体的な予定はまだ発表されていません
しかし、今後は「大エジプト博物館(GEM)」へ移転予定です。
移転の正式なタイミングはエジプト政府の発表次第ですが、ツタンカーメンの黄金マスクをエジプト考古学博物館で見られるのは、もしかするとあと少しの間だけかもしれません!
もしエジプト旅行を考えているなら、「ツタンカーメンをエジプト考古学博物館で見られる最後のチャンス」になる可能性もあります。
ついに対面!ツタンカーメンの黄金マスク~世界の秘宝を間近で
ついにこの目で見ることができました、ツタンカーメンの黄金マスク!
エジプト考古学博物館の中でも圧倒的な人気を誇る展示です。歴史的価値はもちろんのこと、その輝きやデザインの美しさに圧倒されました!

その模様を実際の旅行記としてお届けします。
エジプト考古学博物館の入口!
巨大なファラオの像が出迎えてくれます!この時点で、すでに「古代エジプトの空気」に飲み込まれそうな迫力。

ツタンカーメンの展示場所はどこ?
📍エジプト考古学博物館の2階、入口正面から見て左側!
撮影厳禁です。

祟られたら嫌なので、隠し撮りなんか絶対しませんけどね

やってきました!このゲートの奥がツタンカーメンです!

いってきます!

✅本物のツタンカーメンの黄金のマスクを見た感想

おおおおおおおおおおおおおお~~~!
ツタンカーメンの黄金のマスク!初めてこの目で見れて感動…!
3000年の時を経ても輝いていて、今なおその美しさを輝きを失っていませんでした。

まじまじと見つめました
青い模様はラピスラズリの宝石でできています。
ラピスラズリは、古代エジプトでは非常に重要な宝石とされており、神聖な色として扱われていたと言われています。
赤色の装飾は「カルナトイト」という鉱物が使われていると考えられています。
こちらはツタンカーメン発見当時の実際の写真です。

これを約100年前の1922年に初めて発見したハワード・カーター氏はどれほど驚いたでしょう?
想像するだけで鳥肌が立ちます!胸がたかります!これぞロマンですね。
モナリザを見た時以来の衝撃でしたね!→世界の秘宝モナリザの旅行記はこちら
他にどんな展示が?ツタンカーメン以外で印象に残った至宝たち
エジプト考古学博物館には、ツタンカーメン以外にも驚くほど貴重な展示がたくさんあります。
ラムセス2世の像、パピルス文書、ミイラの棺など、歴史好きにはたまらないコレクションの数々!

実際に見て感動したものをピックアップして紹介します。
アヌビス神
エジプト神話における死者の神、アヌビスの像です。黒いジャッカルの頭を持ち、死者を守り導く役割を担っています。

幼児のラムセス2世とホルス神
ラムセス2世の幼少期を表現した像で、彼は後にエジプトの最も偉大なファラオとなります。後ろのホルス神は王権の象徴し、神の加護を受けていることを示しています。

ツタンカーメンが座っていた椅子
ツタンカーメン王が実際に座っていたとされる美しい椅子。細かい彫刻と豪華な装飾が施され、古代エジプトの王族の生活の一端を垣間見ることができます。
こちらは撮影OKの品です。

どうしてツタンカーメンは未盗掘のまま発見されたの?
エジプトの王の墓が未盗掘のまま現在に見つかるということは奇跡です。
では、なぜツタンカーメンの墓は盗掘されることなく、発見時にそのままの形で残されていたのでしょうか?

有名なエジプトの研究家の仮説を調べましたので紹介します。
✅約19歳という若さで亡くなった
ツタンカーメンは20世紀になって一躍有名になり、今では世界一有名なファラオとして名高いですが、
歴史上は若くして夭逝し、彼の治世は非常に短かったため、歴史的な影響力は限られていました。
後のファラオたちに比べて注目されることは少なく、そのため墓の盗掘が防がれたのではないかと考えられています。
✅急ピッチで墓が作られたから
まさか19歳前後でファラオが死ぬとは思わなかったため、急ピッチで墓が作られた、もしくは王ではない他の人向けの墓を代用したという説が有力です。
だから、王家の谷にあるほかのファラオよりも規模が小さく、そのため盗賊に気づかれることなかったないかと考えられています。

というような奇跡の要因が重なり、3000年の間未盗掘のまま発見されました。

まさに世紀の大発見だね!!

まさに奇跡です!ツタンカーメンが現在に残ってくれててありがとうございます。